当初予定していた2005年末までに満足な成果を得られず、Phase 2移行と称して2年間の延長を申請していた(
2005-11-27、
2005-12-29、
2006-01-29など既報)欧州のPLC開発プロジェクトOPERAですが、1年間のブランクを経て再び
ISTに採択され、1月9日から10日までマドリッドでキックオフ会合が開かれました(
公式サイト)。
前回は2年間の予算2042万ユーロ(うち補助金900万ユーロ)でしたが、
Phase 2では2008年末まで2年間の予算906万ユーロ(うち補助金500万ユーロ)と、概ね半分の規模となっています。スペインEndesa、フランスEDFといった電力会社や三菱電機フランス現地法人などの企業が抜け、大学の占める割合が増えた影響もありましょう。
それに、前回は検討対象としていた(しかし成果は結局発表されなかった)「EMC」を検討しないんじゃ、普及への道は厳しそうですね。