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2006-09-17
社民党総務部会事務局、電監審答申と省令改正を問題視
社会民主党総務部会&国土交通部会ブログ(試験版)は16日、
高速電力線解禁問題についてどうお考えですかという記事を掲載しました。
PLCの技術的問題点そのものより、反対意見多数の中での電監審答申を問題視しています。「当方は専門家でないためわかりません」とありますが、これに、電監審が示した「必要な場合は資料提出や実地調査をする」という意見を無視して省令改正を行う(注)と知ったら、通信技術の専門家でなくても政策監視の専門家としては黙っちゃいられないでしょうねぇ。
注:無線局免許申請の審査の際、総務大臣に資料提出を求める権限を与えた
電波法第7条第6項は高周波利用設備の許可で準用する規定がありません。無線局の例に倣えば、電監審の意見を実現するにはまず法律改正が必要と考えます。
posted at 01:39:57 on 2006-09-17
by
jr9mfk -
コメント
PLCからのノイズが問題ということですが、私の持っているパソコンや携帯電話、掃除機、ヘアードライヤなども、短波ラジオに近づけると雑音が聞こえるのですが、これと同じようなことが起こるということですか?
パソコンや携帯電話、掃除機、ヘアードライヤを短波ラジオから離してみてください。おそらく、1mも離せば雑音が気にならなくなると思います。
#掃除機やヘアードライヤは、電波より音の影響の方が大きそう。
しかし、PLCは10mの範囲、すなわち家中に影響が及ぶことを想定して基準が作られました。研究会でも座長が、「自分の家では(共存が)困難」と説明しています(議事録↓7ページ)。
http://www.soumu.go.jp/joho...
この報告に伴い、研究会開始の際、「高速電力線搬送通信により懸念される影響」として示されていた図から「短波放送受信機」が屋外に追いやられたのは2006-06-29既報のとおりです。
http://hfplc.dip.jp/index....
また、電波は自分の家か他人の家か関係なく伝わりますから、木造アパートなど10mの距離が取れないところでは、隣家への影響も懸念されます。
なお、この研究会で策定された基準の一部はその後情報通信審議会で厳しい方向に修正されましたが、日本で短波放送が行われている周波数帯については修正されておらず、そこで議論された基準値のままとなっています。
確かにパソコンや携帯電話、掃除機などはO.K.なのですが、うちのヘアードライヤだけは、どうしてもノイズが消えません。きっと量販店でかった安物だからいけないんでしょうね。
ヘアードライヤのノイズは交流整流子電動機というノイズがバリバリ出るものを使っています。したがってドライヤーはどれでもノイズが出ます。正味の話、量販店で求められたという「安物」というものよりも散髪屋で使っているプロ仕様のもののほうが盛大にノイズが出ます。
ヘアードライヤーのように、1日何分も使わないものならまだ我慢のしようがあるのですが、PLCはインターネット接続以外に、家庭内での情報転送(HDDレコーダー→ディスプレイなど)への利用も想定されています。
同じレベルでは論じられません。
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