同誌の7月1日号39-40ページに”電力線通信の規制値が異例の大幅見直し”という記事が出ています。
日本の規制値案が”世界で一番厳しい”と書かれていますが,厳しい厳しくないは問題ではなく,既存の無線業務に障害を与えるか否かが課題なのに,ユルユルの他国の規制値に比べて厳しい,厳しいとまだ言っている。論争の本質が未だに分かっていないと思われます。
注目すべきは10月3日から7日に幕張メッセで開催予定の
CEATEC JAPAN 2006(
来場者用のページはこちら)での製品展示を「当初から各省庁やメーカー関係者」が目標に据えていたという下り。そこでの製品展示のためにはどうしても6月には情報通信審議会の一部答申が必要だったとしている点です。そのためには厳しい規制値を受け入れ,安全サイドに規制値を倒すことで”(PLC)反対派”を納得させられるとしている。
誰か納得した”障害”反対派はいましたか?いません。
住友電工は実効速度20Mbpsを出すのが性能面での目標ということ。果たしてどれだけの性能が出るのか,使い物になるのかを見届けるためにCEATEC JAPANには皆で挙って押しかけましょう!もちろん中波・短波ラジオは必携ですよ。
7月21日から入場事前登録受け付けが始まっています。
10月4日には松下電器社長によるキーノートスピーチも予定されています。
なお,
出展対象にPLCは明示されていません。その他の中の一つにすぎません。
デモ用の配線で20Mbps出されてもねぇ。
CEATECでデモできても、既設配線での性能が確保できなきゃ仕方ない。
「製品展示のためにはどうしても6月には情報通信審議会の一部答申が必要」ということは「情報通信審議会が製品展示のために一部答申をした」とも読み替えられるのでしょうか?
担当課長もご栄転なので満足したでしょう。もう審議会への諮問を取り下げて欲しいものです。
凄いですね。メーカーの事業計画に沿って事が進められているみたいで。政治家や官僚にそれなりの大特典が渡されているものとみて当然でしょう。
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CEATECでデモできても、既設配線での性能が確保できなきゃ仕方ない。