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2006-02-12
豪タスマニア州REAST、背景雑音比最大32000倍のBPL漏洩電波を観測
日本企業のモデムによりBPLの試験サービスが行われている豪タスマニア州で、地元の無線愛好者団体
REASTが先月行った、
BPLの漏洩電波の観測結果(pdf)が公表されています。
背景雑音比19dB(80倍)から45dB(32000倍)という非常に大きな漏洩電波が観測されています。
posted at 22:45:43 on 2006-02-12
by
jr9mfk -
コメント
屋内限定で,壁の減衰を考慮しても,背景雑音より遙かに超える妨害,ですか。
背景雑音としては,銀河雑音レベルとしています。田園地帯のレベルは銀河雑音より約20dB(だったかな?)高いですが,それよりも20dBほど高い妨害が数カ所で測定されたということですね。
jr9mfkさん。私の書き方が悪かったです。訂正します。タスマニアで使用したBPLモデムを「屋内に持ち込み,壁の減衰があると思っても」背景雑音を大幅に越える妨害が生じる,という意味です。
JS1KQQさん。
解禁は未だ決定せず。今日設置されたCISPR委員会PLC小委員会での審議→CISPR委員会での審議→情報通信審議会情報通信技術分科会での審議,,,最後に電波監理審議会。過去には分科会で差し戻しになった例もあるそうですから。
そういや昨年、電波監理審議会の意見の聴取で省令改正案に反対意見があり、審議会もそれを支持して諮問された省令案に修正意見を付して答申し、それに従い総務省も原案を修正して省令を公布した事例がありました。
電波監理審議会は、情報通信技術分科会と異なり技術者だけでなく法律の専門家もおり、情報通信技術分科会と異なる結論を出すことも当然あるわけです。PLCに限ったことではありませんが、委員会や情報通信技術分科会の段階でモノ作りを始めると、その後のドンデン返しで売り物にならなくなる危険があります。
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背景雑音としては,銀河雑音レベルとしています。田園地帯のレベルは銀河雑音より約20dB(だったかな?)高いですが,それよりも20dBほど高い妨害が数カ所で測定されたということですね。