こんな記事をみつけました。実験では条件が良ければ50-60Mbps出ていると言っていますが,研究会が強行採決した許容値を満たすモデムではどの程度の速度が出るのでしょうね。
それにしてもPLC研究会のことを報道する記事が,今日現在,ITProだけ,というのがPLCへの関心の薄さの象徴のように思える。
総務省は26日(月)15時に報道発表したのですが、それにもかかわらず27日朝刊が軒並み無視したのは、利害関係者の合意が得られない報告書の作成は総務省の自己満足に過ぎないと見抜いたからでしょう。
日経BP野澤哲生記者は、「PLCやUWBでの新しいアイデアや新技術の開発が,何年もの間膠着していた議論の打開につながった」と書いていますが、松下のWavelet変換は研究会報告書に反映されていませんし、UWBのDAA機能は送信機の存在は検出できても受信機の存在は検出できませんから、固定マイクロや衛星通信、電波天文のように、当該周波数ではごく微弱な電波を受信するだけという業務との両立には適用できません。
http://techon.nikkeibp.co.j...
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役所の言い分は疑う、というのが一般紙の記者の本能です。いくら総務省が誇大宣伝をしようとしても、引っ掛かるのは日経BPの記者くらいなのでしょう。
結局,産業紙である日経だけが「規制緩和,規制緩和」と叫んでいるが,企業の技術が追いついていない,ってことですね。
先日NHKが東芝の半導体部門の躍進・凋落に関する番組を放送していましたが,技術(技術者)をないがしろにしたがために半導体部門がダメになったということを述べていました。一度人材が流出してしまうと,再び育成するには時間がとんでもなくかかり,ますます技術レベルが下がる。
目先の利益に飛びついてしまうとこうなるぜ,という例ですね。PLCは(笑)?
コメント2件(追加)
日経BP野澤哲生記者は、「PLCやUWBでの新しいアイデアや新技術の開発が,何年もの間膠着していた議論の打開につながった」と書いていますが、松下のWavelet変換は研究会報告書に反映されていませんし、UWBのDAA機能は送信機の存在は検出できても受信機の存在は検出できませんから、固定マイクロや衛星通信、電波天文のように、当該周波数ではごく微弱な電波を受信するだけという業務との両立には適用できません。
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役所の言い分は疑う、というのが一般紙の記者の本能です。いくら総務省が誇大宣伝をしようとしても、引っ掛かるのは日経BPの記者くらいなのでしょう。