昨日の日経夕刊は、米電力大手TXUの経営危機を伝えています(
Biz+Plusにも掲載)。
TXUといえば、2005年末、米テキサス州で200万世帯以上をカバーするBPLの導入を発表し(
japan.internet.com記事)、“来年”(=2006年)の完成を目指していましたが、実際には同州でのBPL事業者数が同年6月末時点でゼロになったことは
2007-02-03既報のとおり。
莫大なインフラ(=資産)を抱える電力会社のこと、たかだか1億5000万ドルの投資失敗で即経営危機に陥るとは思いませんが、もともと財務状況が悪かったところ、株価維持のため見境なく与太話に乗ってしまった可能性はあるでしょうね。