BBCのJonathan Stott氏といえば、当サイトでも
2005-03-18、
2005-09-29、
2006-07-11などでお馴染みですが、
EBU Technical Reviewはこの7月号で同氏の
寄稿を掲載しました。
既報のほか、その後のPLTと放送との両立性の検討状況についてよくまとめられていますが、日本においてはこのほか、
1) 総務大臣が国内短波放送事業者に免許している放送区域はこの寄稿における前提(ロッドアンテナ受信相当の40dBμV/m)と異なり外部アンテナ受信相当の0.03mV/m(約30dBμV/m)であり、現実にも中級以上の国産短波ラジオは外部アンテナを付属して販売されていること。
2) いくつかの国でのPLTの周波数上限(80MHz)はそれらの国のFM放送帯域と重なっていないが、我が国のFM放送帯域と重なっていること。
の二点にも留意する必要がありましょう。