ベルギーアマチュア無線連盟による100Mbps屋内PLCの
干渉実験結果。
いま日本で議論されているCISPR 22相当よりかなり悪い特性のモデム又は電灯線を使ったようだが、スプリアスは130MHzまで観測された。アマチュアへの与干渉ではノッチの深さはアマチュアバンド中央では十分でもバンド端では不十分、被干渉ではアマチュア局がマルチバンドバーチカルアンテナでわずか5W出しただけでpingによるパケット伝送時間は千倍になり、動画伝送はフリーズしてしまったという。PLCでQRPの受信は不可能になるという主張もあるけど、これに干渉を与えないとなると、逆にQRP送信を強いられそう。
妨害を受けた音声のサンプルもある。DRM(30MHz以下のデジタル放送方式)についても実験したというが、定量的結果も音声サンプルも載っていないのが惜しい。